今の社会は「本業+副業」で高収入を目指せる

昔は勤めている会社の就業規則に、副業禁止というルールが記載されていることも多くありました。現在もそのルールが残っている会社もありますが、最近では大手企業でも本業以外に収入を得る手段を持つことを認めるようになってきています。また、インターネットの普及もあってフリーランスが活躍できる場も広がっています。WEBを使って自宅でできる仕事などもありますし、それを仲介するクラウドソーシングサイト等もあります。

高収入も期待できます

会社勤めのサラリーマンは安定的に給与を得られる一方で、大幅に年収がアップするといったことはあまりありません。日本では年功序列の制度がいまだに根強く残っている社会なので収入は徐々に上がって行きますが、若い頃は思ったような収入が得られないことも珍しくありません。また、長時間労働が問題になっており、残業せずに帰宅を促す会社も増えています。残業代がもらえないので、収入が目減りしてしまったという人もいます。そんな人におすすめなのが、本業以外に収入を得る手段を持つことです。本業の収入に副収入をプラスすると、高収入も夢ではありません。残業が減った分の時間を有効活用することもできます。うちの会社の就業規則では禁止されているという場合もありますが、実は憲法では職業選択の自由が保障されています。そのため一切禁止するということはできません。本業に支障をきたす場合や信用を失うような仕事をするのでなければ、就業時間以外はどのように時間を使おうが自由なのです。スキルを磨いているうちに副収入が増え、本業と同じかそれ以上の収入を得られるようになることもあります。

おすすめの副業とは?

副収入を得る方法として簡単なのは、休日や就業後の時間を利用して行うパートやアルバイトです。飲食店のホールスタッフやイベント会場の受付、ショールームの案内係などは夕方以降や休日に需要が高まります。そのため休日だけ働くとか平日のアフター5に働くといったことが可能です。日曜日など人手が集まらない日だけ働いてほしいという会社も多いので、需要と供給がぴったりとマッチしています。ただし、本業に加えて別の仕事も持つとなると、体力的には大変なことも多くあります。無理をしない範囲で続けられるパートやアルバイトを選ぶことが重要です。本業とは違うジャンルの仕事を選ぶと、気分転換になることもあります。例えば本業ではずっとデスクワークをしているという場合には、ショールームなどで案内係をするのは人と触れ合えるので楽しいといったことが考えられます。ここで気を付けたいのは、確定申告の事務手続きになります。会社員であれば会社が本人に代わって手続きを行ってくれますが、本業以外にアルバイトをしている際には自分で行わなければいけません。

在宅ワークも人気が高い

インターネットを使った在宅ワークも人気が高い副業の1つです。自分でオンラインショップを運営し、仕入れから販売まで全てを手掛けているという人もいます。アフィリエイトでサービスや商品を紹介して広告収入を得たり、ドロップシッピングという在庫を抱えずに商品を販売する方法もあります。通訳や翻訳、WEB制作、デザイン制作など自分のスキルを生かして収入を得ている人もいます。仕事を求めている人と発注する人をつなぐクラウドソーシングサイトもあるので、仕事を見つけやすいというのも大きなメリットです。株式投資やFX、仮想通貨などのオンライン投資で稼いでいる人もいます。オンライン投資の場合には元手となる資金が必要ですし、運用に失敗すると損失が生じるリスクもあります。インターネットを使った在宅ワークは、パソコンなどを持っていてインターネット環境が整っていれば誰でも始めることができます。ただし、マニュアルを高額で売りつける悪徳商法なども横行しているので十分に注意が必要です。高額な教材費や広告費を請求されてしまうこともあります。

収入が増えたら本業は辞めてもいい?

副収入の方が大きくなると、本業を辞めても大丈夫なのではないかと考えることも出てきます。副業に手中した方が、もっと稼げるのではないかと考えがちです。しかし、会社員でいるメリットは給与だけでは測れません。社会保険や厚生年金、雇用保険など給与以外の面でも大きな利益を受け取っています。これらは普段意識することはありませんが、会社員は会社という組織に守られているといっても過言ではありません。また、ずっと順調に副収入を伸ばしていけるとも限りません。景気や社会情勢の変化によって、今よりも稼げなくなってしまう事態も想定できます。本業を辞めてしまうとデメリットの方が大きいので、本業は必ず続けることが重要です。独立してフリーランスになるには、安定的な収入と専門性を高めていく取り組みが必要不可欠になります。本業に支障が出るほどにのめり込んでしまうのも考えものです。仕事中はいつも上の空で、会社での評価が著しく低くなってしまうという事態も考えられます。会社員だとクビになることはないでしょうが、出世コースからは外れてしまいます。

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